ゆるい

映画「紙兎ロペ」つか、夏休みラスイチってマジっすか!?というのを見ました。何とも言えない間の会話、登場人物のゆるい画と対照的にCGのごとく細かい背景、看板やポスターのお遊びが楽しい。舞台はどこか昭和の雰囲気を残す街で繰り広げられ、夏休み最後の日に自由研究を片付けようとする主人公たちと身勝手だけど憎めない近所の人たち、いつの間にか絡んで来る強盗団、と昭和のどこかで見たような懐かしいようなお話、映画的快感に欠けていて残念。もう少し面白く出来ないものかと思いました。終わってみれば、それが心地よい。