グランド・ブダペスト・ホテル

グランド・ブダペスト・ホテル、話は過去に遡り、この作家(トム・ウィルキンソン)が「グランド・ブダペスト・ホテル」は彼の創作ではなく、同名ホテルのオーナーを務める人物に聞いた話をただ文字に起こしたものだと言うシーンとなり、その作家が若い頃(ジュード・ロウ)にホテルのオーナーであるモスタファ(F・マーリー・エイブラハム)に話を聞く場面へとまたまた遡る。
まあ、この映画はストーリーを楽しむというより、そのテイストを感覚で味わった方が良さそうな珍しい作品である。
ウェス・アンダーソンは1930年代のコメディ映画や、シュテファン・ツヴァイクの一連の作品から多大の影響を受けたらしい。
1930年代のコメディと言って真っ先に思い出すのはマルクス兄弟