ベタな展開

ベタな展開ではあるが、良質なホームドラマに仕上がっている。
確かに都合のいい展開はある。
それまでコーラスに興味を示さなかったアーサーが、マリオンが亡くなってから淋しいという理由があるにせと、突然歌を始めてしまうところとか。
しかし、それもテレンス・スタンプの苦虫を噛み潰したような顔で押し切られてしまった。そしてそのことは、あまり気にもならないで済んだ。
当然、こんな映画だから、ホロリとさせられる場面も用意している。何といっても、ラストのアーサーの寝姿がいいね。

 

 

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出会い系のサイトでの出会い

出会い系はかなり抵抗があったが、気楽にやってみようと思って始めてみた。ありがたいことにアクセスしてくれる男性が結構多くて安心した。あまり動きがないのはショックだ。その中の数人とメールをしているが、かなり独身でいる方が多いのにびっくりした。30代後半から60代まで、出会いを求めている人はたくさんいた。私は30代後半なので40代前半ぐらいの方と希望した。でも写真をアップすると年輩の方が多い。周りからおじさんキラーと言われるだけあるなと悟ってしまった。でも40代前後の方と話をしていると、焦って会う日を決めてくる人がいてそれはかなり抵抗があった。結婚が目的のサイトなのはわかるが、あまり展開が早いのは不振に思ってしまう。

グランド・ブダペスト・ホテル

グランド・ブダペスト・ホテル、話は過去に遡り、この作家(トム・ウィルキンソン)が「グランド・ブダペスト・ホテル」は彼の創作ではなく、同名ホテルのオーナーを務める人物に聞いた話をただ文字に起こしたものだと言うシーンとなり、その作家が若い頃(ジュード・ロウ)にホテルのオーナーであるモスタファ(F・マーリー・エイブラハム)に話を聞く場面へとまたまた遡る。
まあ、この映画はストーリーを楽しむというより、そのテイストを感覚で味わった方が良さそうな珍しい作品である。
ウェス・アンダーソンは1930年代のコメディ映画や、シュテファン・ツヴァイクの一連の作品から多大の影響を受けたらしい。
1930年代のコメディと言って真っ先に思い出すのはマルクス兄弟

ゆるい

映画「紙兎ロペ」つか、夏休みラスイチってマジっすか!?というのを見ました。何とも言えない間の会話、登場人物のゆるい画と対照的にCGのごとく細かい背景、看板やポスターのお遊びが楽しい。舞台はどこか昭和の雰囲気を残す街で繰り広げられ、夏休み最後の日に自由研究を片付けようとする主人公たちと身勝手だけど憎めない近所の人たち、いつの間にか絡んで来る強盗団、と昭和のどこかで見たような懐かしいようなお話、映画的快感に欠けていて残念。もう少し面白く出来ないものかと思いました。終わってみれば、それが心地よい。